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2019-12-10
By motogp.com

暫定エントリーリスト~アブラハムに代わりザルコが参戦

ザルコのKTM離脱とロレンソの現役引退が引き金になった移籍劇が決着。

Tags MotoGP, 2020

FIM国際モーターサイクリズム連盟は、11月19日に来季20年シーズンの暫定エントリーリストを発表。8月12日に所属していたKTMとの間で双方合意により、契約を解除したヨハン・ザルコの名前は掲載されていなかったが、ドゥカティ・コルセと1年契約を締結した後、レアーレ・アビンティア・レーシングは9日、契約を解除したカレル・アブラハムの代わりに起用することを発表した。

KTMは、7月10日にブラッド・ビンダーを中量級から昇格させ、サテライトチームのレッドブル・KTM・テック3から参戦することを発表。5月4日に契約を更新していたミゲール・オリベイラのチームメイトとして、19年末に契約満了となるハフィス・シャーリンに後任に指名されたが、10月23日にファクトリーチームのレッドブル・KTM・ファクトリー・レーシングに移行させることを決断。

8月1日にはビンダーの後任としてイケル・レクオナを指名。レッドブル・KTM・アジョで起用することを発表したが、再びビンダーの後任として、10月23日にレッドブル・KTM・テック3から最高峰クラスに昇格することを発表。3年間の中量級で2度の表彰台を獲得して、2年連続して総合12位だった19歳のスペイン人ライダーを抜擢した。

ザルコ離脱後、プロジェクトの頂点である最高峰クラスの人選を既に契約を済ませていたライダーたちで調整した後、空席となったレッドブル・KTM・アジョの1枠に長島哲太を指名。

ワンエックスオーエックス・テーケィケィアール・ストップ・アンド・ゴーと長島は、18年9月16日に20年末までの2年契約を締結、10月16日には継続起用を改めて発表していたが、19年末をもって契約を解除することで合意。

ストップ・アンド・ゴーは11月12日、『Moto2™欧州選手権』に参戦していたカスマ・ダニエル・ビン・カスマユディンとの間で3年契約を締結すれば、KTMは11月15日、長島との間で1年契約を結んだ。

KTMのラインアップが決定した後、ホルヘ・ロレンソが最終戦を最後に現役からの引退を発表したことから、HRCは、中量級王者のアレックス・マルケスを後任に指名。オフィシャルテスト前日の11月18日に1年契約を交わした。

エストレージャ・ガリシア・0,0・マーク・VDSは、8月13日にマルケス弟との間で契約期間を1年延長していたが、11月24日にアウグスト・フェルナンデェスをチャンピオンの後任に抜擢。

フレックスボックス・HP・40とフェルナンデェスは、7月30日に更新していた契約を解除。11月29日に『MotoE™ワールドカップ』に継続参戦を予定していたエクトル・ガルソとの間で、2日間のプライベートテストを経て、2年契約を締結したことから、暫定エントリーリストで唯一未定となっていた中量級の1シートが埋まった。

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