LCR・ホンダ・カストロールのカル・クラッチローは、昨年5番グリッドから転倒リタイアを喫したセパン・インターナショナル・サーキットに乗り込み、今年最初のオフィシャルテストに参加。2台の20年型と19年型と20年型の中間スペックが準備されると、多くのパーツの見極め作業を進めながら3日間で合計172ラップを周回。
最終日の3日目は、14度のコースインで69ラップを周回すると、1分59秒台を11回、1分58秒台を3回記録。トップタイムから0.082秒差の2番手、3日間総合2番手に進出した。
「僕たちとホンダにとって、テストが必要なテストメニューの長いリストを消化したから、グッドでポジティブな3日目となった。1日を通じてテストを実施する幾つかのアイテムがあり、ジオメトリーのセッティングにも取り組んだ。まだバイクのフィーリングはファンタスティックではないけど、ペースが良いと感じた。」
「もっと快適さを感じるために、コーナーエントリーとターニングの改善が必要。カタールのテストでそれができることを願うけど、この3日間を通じて、セパンで懸命に働いてくれたチームに感謝したい」と、20年型RC213Vの課題を説明した。
LCR・ホンダは、13日後の2月22日から開幕戦カタールGPの舞台、ロサイル・インターナショナル・サーキットで開催される今年2度目のオフィシャルテストに参加する。
オフィシャルテスト
1日目:1分59秒233(39ラップ/4番手)
2日目:1分59秒247(64ラップ/12番手)
3日目:1分58秒431(69ラップ/2番手)
2019年第18戦マレーシアGP
公式予選2: 1分58秒951(5位)
決勝レース: 2分00秒579(転倒リタイア)
オールタイムラップレコード:1分58秒303(19年/F.クアルタラロ)
ベストレースラップ:1分59秒661(19年/V.ロッシ)
テストベストラップ:1分59秒239(19年/D.ペトルッチ)
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