チーム・スズキ・エクスターのジョアン・ミルは、昨年11番グリッドから最高峰クラスのデビュー戦で新人勢の最高位となる8位に進出したロサイル・インターナショナル・サーキットを訪れ、今年2度目のオフィシャルテストを開始。
1日目は2週間前にセパン・インターナショナル・サーキットで開催されたテストの結果を確認しながら、2週間後に迫った開幕戦カタールGPに向けて、フェアリアングとフロントフォークのテストプログラムに着手すると、テストでの自己最高位となる2番手に進出。
2日目は6コーナーで転倒を喫したが、連続12ラップのロングランを実行して7番手。
3日目、最終日は16時19分から走行を開始すると、10度のコースインで42ラップを周回。1分55秒台を8回、1分54秒台を12回記録して、トップタイムから0.271秒差の6番手、3日間総合6番手に進出した。
「成功のテストとなった。3日間を通じて、ラップタイムとペースが良くなった。全てが正しい方向性に進んでいるから、この調子を続けなければいけないだけ。僕たちは上位陣に接近している。ストロングなペースがあるけど、レースは別のストーリーになってしまうことがある。チームは素晴らしい仕事をしてくれたから、何が起きるのか楽しみ!」
オフィシャルテスト
1日目: 1分54秒464(54ラップ/2番手)
2日目: 1分54秒612(52ラップ/7番手)
3日目: 1分54秒129(42ラップ/6番手)
オールタイムラップレコード: 1分53秒380(19年/M.マルケス)
ベストレースラップ: 1分54秒927(16年/J.ロレンソ)
20年テストベストラップ: 1分53秒858(M.ビニャーレス)
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