Tickets purchase
VideoPass purchase
News
2020-04-25
By motogp.com

ロッシがエリアスに怒っているのはポルトガルではなく、スペインの接触

0.002秒差で競り負けた優勝争いではなく、スタート直後の接触転倒が原因。

モンスターエナジー・ヤマハ・MotoGPバレンティーノ・ロッシは、チームが運営するユーチューブ、フェイスブック、インスタグラムを通じて公開されたインタビューの中でトニ・エリアスとの関係を説明。06年シーズンに最高峰クラス6連覇を逃した敗因の1つを挙げた。

『Moto2™クラス』の初代王者でモトアメリカに参戦するエリアスは、スペイン国内で中継を展開する『DAZN(ダゾーン)』のインタビューに答え、「毎年オースティンでバレンティーノに会うけど、まだ心の傷は癒やされていないから、許してくれない。ひどいことだけど、もう過ぎたこと。友人の関係に戻るときだけど、可能ではないようだ。決して許してくれないだろう」と、タイトル獲得を逃した理由が第16戦ポルトガルGPでエリアスが0.002秒差でロッシに競り勝ったことだと説明。

しかし、ロッシは開幕戦スペインGPの決勝レースで、スタート直後の1コーナーで発生した接触転倒が原因であることを明かした。

「トニがアメリカで走っていることから、向こう会う機会があった。ポジティブな瞬間で、僕たちの間には良好な関係がある。彼がポルトガルで僕に勝ったことに対して怒っているのではなく、スペインGPの1コーナーでノックアウトされたこと。当時、ヘレスがシーズンの開幕戦。ポイントを失ってしまい、もしかしたら、そこでチャンピオンシップを失ったかもしれない」と振り返った。

3列目9番グリッドからスタートしたロッシは、1コーナーで2列目6番グリッドのエリアスから追突を受けて転倒。レースに復帰して14位でチェッカーを受けたことから、2ポイントの獲得にとどまり、シーズンを通じて初めてポイントリーダーとして挑んだ最終戦バレンシアGPの転倒により、僅か5ポイント差で6連覇を逃していた。

開幕戦スペインGP『MotoGP™クラス』~フルレース

有料動画サービス『VIDEOPASS(ビデオパス)』では、最高峰クラスのシーズン緒戦まで、ユーザー登録者に対して無料お試しのフリートライアルを提供中。『MotoGP™ Virtual Race(バーチャルレース)』も5月3日に無料配信!