ドゥカティ・コルセは27日、18年からサテライトチームのプラマック・レーシングで起用する25歳のオーストラリア人ライダー、ジャック・ミラーを21年シーズンにオフィシャルチームであるドゥカティ・チームで起用することを発表。双方の合意には、22年シーズンに契約を延長するオプションが含まれている。
出身地のオーストラリアでキャリア通算9年目、最高峰クラス6年目の準備を進めているミラーは、「最初に2年半一緒に過ごし、素晴らしい支援をしてくれたパオロ・カンペノティ、フランチェスコ・グイドッティ、プラマック・レーシングの全員に感謝したい。最高峰クラスでのキャリアをボルゴ・パニガーレのファクトリーと共に継続できることを誇りに思い、僕を信じ、この信じられない機会を提供してくれたドゥカティの経営陣であるクラウディオ・ドメニカリ、ジジ・ダリーニャ、パオロ・チャバッティ、ダビデ・タルドッジに感謝したい。」
「今年もう一度走れることが楽しみ。21年にドゥカティのオフィシャルライダーとして責任を完璧にコミットする準備ができている」と、昇格への意気込みを語った。
ドゥカティ・モーター・ホールディングの最高経営責任者クラウディオ・ドメニカリは、「プラマック・レーシングに加入して以来、ジャックは着実に成長し、チャンピオンシップにおいて、最も速く、才能豊かなライダーの1人であることを証明していることから、来年ドゥカティ・チームからオフィシャルデスモセディチGPを走らせることに合意しました。そのことを嬉しく思います。」
「ジャックが毎戦、重要なポジションを継続して争うために適したスキルを持っていると確信し、まずはプラマック・レーシングからデスモセディチGP20と共に今シーズンからスタートさせ、ドゥカティ・チームのサポートを受けられる来年に向けて前進することを期待します」と、サテライトチームからファクトリーチームに昇格する理由と期待を語った。
サテライトチームであるプラマック・レーシングからの昇格は、アンドレア・イアンノーネ、ダニロ・ペトルッチに次ぐ3人目。オーストラリア出身者は、トロイ・ベイリス、ケーシー・ストーナーに次ぐ3人目。
来季21年シーズンの参戦に向けて契約が発表されたのは、ティト・ラバット、マーベリック・ビニャーレス、ファビオ・クアルタラロ、マルク・マルケス、アレックス・リンス、ジョアン・ミルに次ぐ7人目。
Welcome on board @jackmilleraus! We are pleased to announce that the Australian rider will join the Ducati Team for the 2021 @MotoGP season #ForzaDucati pic.twitter.com/R1fpm0NuqX
— Ducati Corse (@ducaticorse) May 27, 2020
GOOD LUCK @jackmilleraus
— Pramac Racing MotoGP (@pramacracing) May 27, 2020
It is with great satisfaction that Pramac Racing welcomes the news of Jack Miller’s passage to the Official Ducati Team from the 2021 MotoGP season. pic.twitter.com/vXDMkNh7Tc
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