レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシングのポル・エスパルガロは、第4戦チェコGPのウォームアップ走行で2016年9月の第13戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPフリー走行2以来となるトップタイムをマーク。KTMに2018年8月の第12戦イギリスGP公式予選1(ブラッドリー・スミス)以来、全ライダーが参加したセッションでは初めての1番時計を刻むと、2列目6番グリッドからスタートした決勝レースでは、表彰台争いを展開。
3番手走行中の10ラップ目1コーナーでイン側から進入してきたヨハン・ザルコと接触して転倒リタイア。総合5位から11位に後退した。
「昨日の後で今日起きたことは不公平だ。ブラッドの後ろに位置して、終盤にアタックを仕掛けるために前を走るライダーたちがどのようにタイヤをマネージメントしているのかを観察していた。終盤に58秒台で走れる手応えがあり、勝利は手中にあったけど、誰かが僕たちの勝利を不正に奪った。」
「ザルコは接触を避けることができただろう。しかし、そうしなかった。このトラックで冗談であるかのようなペナルティが課せられたけど、タイムロスは2秒にも満たさず、表彰台を獲得することができた。」
「自分のポテンシャルを証明できず、KTMの最初に勝利者になれなかったけど、ブラッドの優勝が嬉しいけど、もしかしたら、今回が唯一の機会だったかもしれない。繰り返されるか分からないという事実は、さらに怒りをもたらす。ほぼ4年間、懸命に働いてきて、バイクは自質的に僕が作り上げたんだ。チャンスが訪れることを願う」と、接触転倒に怒りを覚えながらも、開発作業に胸を張った。
第4戦チェコGP『MotoGP™クラス』-クラッシュ
初めてのアクセスですか?登録