モンスター・エナジー・ヤマハ・MotoGPのマーベリック・ビニャーレスは、第7戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGPの開催を前日に控えた中、前戦スティリアGPで発生したブレーキの問題を振り返り、ブレーキを供給するブレンボから全面的なサポートを受け、解決策を確認することを説明した。
「オーストリアでの最初の週末は何も問題がなかった。2週目はブレンボが新しいキャリアパーの使用を勧めてくれた。これは冬に試したもの。コーナー毎に止まり方が違うから、あまり好きじゃなかった。オーストリアで試してみたら、同じようなことが発生。不安定だったから、問題がなかったいつものブレーキに替えた。」
「フィーリングが良かったスタンダードに替えたら、連続して走っても、レースまでは問題がなかった。確かにブレンボからは新しいキャリパーの使用を勧めてくれた。」
「ブレンボと話し合い、ミサノでは全て新しいものでコースに出て、機能するか確認する。オーストリアでは、キャリアパーは新型だったけど、ディスクは旧型だった。もしかしたら、これがブレーキ時の不安定を招いたかもしれない。」
「同じミスは犯したくないけど、僕たちにとって、これはとても奇妙。過去に一度も問題はなかった。2020年型ブレーキにチャンスを与えなければいけない。周回を重ねて、一貫性が高まるのか確認しよう。」
「唯一の問題はブレーキレバー。例えば、1コーナーと3コーナーでは、レバーに触れただけでブレーキがかかってしまった。4コーナーではレバーが効くのが少し遅かった。幾つかのコーナーでは良いけど、他のコーナーではブレーキのかかり方が違うから、旧型を使用した。レバーの位置が同じだから。」
「もしかしたら、旧型ディスクが原因かもしれない。明日、試してみよう。問題の解決に向けてブレンボと一緒に仕事をしよう。完璧に機能するようにブレンボからエンジニアが僕たちをサポートしてくれる。良く機能すると思う。問題の解決に向けて頼んだことをしてくれた」と、フリー走行1からブレンボと二人三脚で作業に取り組むことを説明した。
第6戦スティリアGP『MotoGP™クラス』-クラッシュ
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