チーム・スズキ・エクスターのジョアン・ミルは、第13戦ヨーロッパGPで最高峰クラス初優勝、今季7度目の表彰台を獲得。
残り2戦50ポイントのタイトル争いにおいて、総合2位のファビオ・クアルタラロと総合3位のアレックス・リンスに対し、アドバンテージを37ポイント差に拡大。総合4位のマーベリック・ビニャーレスに41ポイント差、総合5位のフランコ・モルビデッリと総合6位のアンドレア・ドビツィオーソには45ポイント差に広げたことから、今週末の第14戦バレンシアGPで表彰台を獲得すれば、ライバルたちの結果に関係なく、タイトル争いに決着がつく。
・ ミルが表彰台を獲得した場合
・ ミルが6位以内でゴール、クアルタラロとリンスが優勝しなかった場合
・ ミルが7位、クアルタラロ、リンス、ビニャーレスが優勝しなかった場合
・ ミルが8位、9位、10位でゴール、ビニャーレスが優勝せず、クアルタラロとリンスが2位以内でゴールしなかった場合
・ ミルが11位、ビニャーレス、モルビデッリ、ドビツィオーソが優勝せず、クアルタラロとリンスが2位以内でゴールしなかった場合
・ ミルが12位、13位、14位でゴール、モルビデッリとドビツィオーソが優勝せず、ビニャーレスが2位以内でゴールせず、クアルタラロとリンスが表彰台外の場合
・ ミルが15位、モルビデッリとドビツィオーソが優勝せず、ビニャーレスが2位以内、クアルタラロとリンスが5位以内でゴールしなかった場合
・ ミルが0ポイント、モルビデッリとドビツィオーソが2位以内、ビニャーレスが3位以内、クアルタラロとリンスが5位以内でゴールしなかった場合
スズキは、第13戦ヨーロッパGPで25ポイントを加算。コンストラクター部門で総合1位に浮上し、総合2位のドゥカティに7ポイント差、ヤマハに25ポイント差、KTMには29ポイント差のアドバンテージ。第14戦バレンシアGPでミル、またはリンスが2位以内に進出すれば、1982年以来38年ぶり8度目のタイトル獲得。
90ポイントのタイトル争いとなるチーム部門では、チーム・スズキ・エクスターがペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チームに対して82ポイント差。初のタイトルに向けて王手をかける。
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