ホンダのファクトリーチーム、レプソル・ホンダ・チームからマルク・マルケスの負傷代役として招集を受けたテストライダーのステファン・ブラドルは、今季11戦目、3年前にホンダのテストライダーに就任してから20戦目となった最終戦ポルトガルGPのフリー走行3で8番手に進出。
10月7日と8日に当地ポルティマオ・サーキットで開催された際に、1日半のセッションでプロトタイプマシンを使用。その成果を発揮するように、フリー走行総合で10番手に進出し初めて公式予選2にコマを進めると、自己最高位の6番手を獲得。
レギュラーライダー5年目、最後のシーズンとなった2016年10月の第16戦オーストラリアGP以来となる2列目に進出。
決勝レースでは、ウェットコンディションだった第10戦フランスGPの8位を上回り、ドライコンディションでは、2016年4月の第2戦アルゼンチンGP以来となる7位でフィニッシュした。
決勝レースでは、ウェットコンディションだった第10戦フランスGPの8位を上回るベストリザルトを獲得。ドライコンディションでは、2016年4月の第2戦アルゼンチンGP以来となる7位でフィニッシュした。
「今週末はすごく楽しかった。チャンピオンシップで上位争いをするためのスピードとモチベーションがまだあることを証明することができた。数か月前に、(代役として最初に)バイクに乗ったときは厳しかったけど、僕たちは1戦毎に強くなり、チームと一緒に良い仕事をした。とても満足している。」
「上位陣と沢山のバトルを繰り広げたグッドなレースだった。バレンシアでのポジションはそれほど良くなかったけど、ポテンシャルがあることを証明し、今回のラストレースでは、ポテンシャルを発揮することができた。」
「レプソル・ホンダとHRCに感謝したい。僕たちは素晴らしい関係があり、彼らと仕事を続けられることがとても嬉しい。今シーズンはレースとテストで忙しかったけど、全ての仕事をマネジメントすることができ、強くなるために助けることができた。誰にとっても挑戦の1年だった。今シーズンを可能にしてくれた全ての人たちに感謝したい」と、充実感に満ちた表情でラストレースを振り返った。
11月29日に31歳の誕生日を迎えるドイツ人ライダーは、第14戦バレンシアGPと最終戦ポルトガルGPの間にヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトで2日間のプライベートテストを実施。タイトル奪回を目指すHRCと共に来季に向けた開発プログラムを既に始めている。
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