本田技研は10日、2021年の二輪モータースポーツ活動計画を発表。昨年までイタリアのミラノ・モーターサイクル・ショーで開催さていたが、今年は初めてオンラインによる発表会となり、『MotoGP™世界選手権』を筆頭に複数のカテゴリーなどに参戦する体制を紹介した。
二輪事業本部長の安倍典明は、「今年は新型コロナウイルス感染症が世界中で拡大し続けています。罹患された皆さまには、お見舞を申し上げますとともに、ご家族、ご友人を亡くされた皆さまには、心から哀悼の意を表します。」
「創業者、本田宗一郎が『世界一への夢の実現』を目指し、1959年に当時のロードレース世界選手権の最高峰『マン島TTレース』に参戦、その2年後の1961年には、グランプリで初優勝を飾ることができました。初参戦から60年以上の歳月を積み重ね、前人未到のグランプリ通算800勝目を今年の第12戦でジャウメ・マシアが達成しました。世界中の多くのファンの皆様からのご声援とレース活動へのご支援、ご協力に改めまして御礼申し上げます。」
「MotoGP™は残念な結果に終わりましたが、来年はこの悔しさを糧に、必ずやタイトルを奪還してくれるものと確信しています」と挨拶し、タイトル奪回を目指すことを宣言。
2020年に通算800勝を達成した『MotoGP™世界選手権』は、3クラスに継続参戦。最高峰クラスの『MotoGP™クラス』にワークスチーム、レプソル・ホンダ・チームからマルク・マルケスとポル・エスパルガロ、サテライトチームのLCR・ホンダ・イデミツに中上貴晶、LCR・ホンダ・カストロールにアレックス・マルケスを起用。
『Moto2™クラス』はイデミツ・ホンダ・チーム・アジアからソムキアット・チャントラと小椋藍、『Moto3™クラス』はホンダ・チーム・アジアからアンディ・ファリド・イズディハールと國井勇輝を起用。
『スーパーバイク世界選手権』には、チーム・HRCにアルバロ・バウティスタとレオン・ハスラムを継続起用する。
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