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2021-02-16
By motogp.com

フランコ・モルビデリに『Aスペック』を供給

ヤマハと直接契約のビニャーレス、クアルタラロ、ロッシには『ファクトリースペック』。

Tags MotoGP, 2021

ヤマハ発動機は15日、ファクトリーチーム『Monster Energy Yamaha MotoGP』の体制を発表した際に、マーベリック・ビニャーレスとファビオ・クアルタラロ、直接契約を結び、サテライトチーム『Petronas Yamaha Sepang Racing Team』から参戦するバレンティーノ・ロッシにファクトリー・フルスペックの『YZR-M1』を供給。チームと契約を結び、ヤマハ勢最高位の総合2位を獲得したフランコ・モルビデリにはAスペックの『YZR-M1』を供給し、エンジニアを派遣してサポートを継続することを発表した。

マネージングダイレクターのリン・ジャービスは、「各ライダーに供給するバイクのモデルは、ヤマハとチームが選択しますが、今回の決定は、経済的な側面も影響しました。フルスペックは非常に高額であり、マテリアルを注文するタイミングに制限があります。」

「フランキー(フランコ・モルビデリの愛称)は、シーズン後半戦に大変印象的な走りをしました。序盤も非常に速かったですが、後半戦に全てを整えました。」

「我々は新型コロナウイルスによって引き起こされた問題に直面し、スポンサーとヤマハは大きな負担がかかったことから、経済的に最高の状態ではありません。フランキーに供給するバイクを決断するのは、シーズンの半ばであり、それ以降の10月、11月に決定を変更することはできません。」

「エンジンが凍結されていることから、彼のバイクは、2020年と同等に戦闘力があると思います。不利になるとは思いません」と理由を説明。

2020年シーズンにもAスペックを駆けたフランコ・モルビデリは、マーベリック・ビニャーレス、ファビオ・クアルタラロ、バレンティーノ・ロッシと共に3月6日からのオフィシャルテストに参加。シーズンのオープニングラウンドとなる開幕戦カタールGPに向けて準備を進める。