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2021-03-03
By motogp.com

「結果次第、サマーブレイク中に決断」

21年シーズンのタイトル候補は少なくても10人。マルク・マルケスは復帰時期次第。

Tags MotoGP, 2021

ペトロナス・ヤマハ・セパン・レーシング・チームバレンティーノ・ロッシは3日、チームが主催したオンライン会見に出席。ヤマハのサテライトチームからキャリア通算26年目の目標を語り、第11戦フィンランドGPと第12戦オーストリアGPの間に現役継続か引退かを決断することを明かした。

現役から引退する時期
「結果が決めることになるだろう。時間を過ごすために走らない。僕にとって非常に重要なシーズンだ。サマーブレイク中に決断を下すつもりで、表彰台、優勝争いができるなら、もう1年走り続けよう。そうでなければ、参戦を続けるつもりはない。決断は僕だけに依存するわけではない。」

引退後の計画
「引退したら、数年間は四輪レースに参戦したい。ルマン24時間にフェラーリで参戦することが夢だろう。しかし、ハイパーカーには非常に手強いタフなドライバーたちがいることから、自分のレベルを確認する必要がある。四輪を走らせときは非常に速いけど、それレベルに到達できるのか分からない。当然、試すことはナイスだろう。」

テストライダーに就任するカル・クラッチローへの期待
「カルは違いを生み出すことができ、ヤマハを大いに助けることができると思う。彼とは良好な関係があり、テストライダーのパフォーマンスはモチベーションに大きく依存する。レースに参戦しないけど、全力で走らなければいけない。彼は好調だ。違いを生み出すことができる。」

師弟関係
「アカデミーは、少し手に負えなくなっている。僕たちが立ち上げたとき、フランコと一緒に走ることになるとは思ってもいなかった。彼らと対決し、友人になるには、正真正銘の友情が必要だ。他のバイクでも対戦していることから、あまり心配していない。最高峰でもそれほど違いはないけど、それはナイスで特別だろう。全員が速い。フランコが彼ら以上に速い。彼とチームメイトとして一緒になることがすごく嬉しい。」

世代の違い
「残念なことに、トラックにいるときは、自分の年齢を思い出すけど、アカデミーでは、チャンピオンシップに参戦する10人のライダーたちと毎日一緒にいる。パワーや耐久性といった身体面のパフォーマンスを確認する。週に2、3回は様々なバイクで対戦し、自分の戦闘力を確認する。時々、僕が一番速い。僕を負かすライダーもいるけど、僕はそこにいる。それが重要なんだ。年齢を重ねても強く走れることを証明したい。」

新たな時代
「いつものように結果次第。そのことが好きなんだ。好調さを感じる。戦闘的になり、ヤマハとチームに多くことをもたらすことができる。仕事のやり方はこれまでと変わらない。この2年間の結果を改善するために全力を尽くさなければいけない。」

2021年に喜べる結果は?
「トップ5でフィニッシュできたら嬉しい。」

マルク・マルケスをはじめとする候補者は?
「マルケスの状況に関しては、復帰する時期を確認しなければいけない。ある程度の時間が必要だと理解するけど、復帰するときには、以前のように強力だと考える。序盤の欠場数が多くなければ、チャンピオンシップをファイトすることができるかもしれない。」

2021年の刺激的なところは?
「沢山ある。正直なところ、オフィシャルチームで走り続けるられるように、ヤマハに対して証明することはない。それ以上に、もう一度勝つために走る。昨年は表彰台が1回だけだったから、今年は何度も登壇したい。フランコとバトルがしたい。ペッコとルカの前でフィニッシュできるようにトライしよう。速くなり、多くのポイントを稼ぎ、シーズン末には上位に進出できるようにトライしよう。モチベーションは沢山ある。」

2021年の刺激的なところは?
「沢山ある。正直なところ、オフィシャルチームで走り続けるられるように、ヤマハに対して証明することはない。それ以上に、もう一度勝つために走る。昨年は表彰台が1回だけだったから、今年は何度も登壇したい。フランコとバトルがしたい。ペッコとルカの前でフィニッシュできるようにトライしよう。速くなり、多くのポイントを稼ぎ、シーズン末には上位に進出できるようにトライしよう。モチベーションは沢山ある。」

通算10度目のタイトル獲得
「グリッドに並ぶ全てのライダーたちは世界を制覇することができると考える。僕自身も絶対的にそうなんだ。当然だろう。非常に強力なライダーたちが多いことから難しいけど、バイクがどうなのか、チームとの関係はどうなのか、僕自身が好調なのか、確認すべきことが沢山ある。僕自身は調子が非常に良いと感じている。勝つために走る。勝利への執着はない。もう一度レースに勝つことができれば、何度か表彰台を獲得できれば、シーズンの主役になることができれば喜ぶことができる。」

「沢山のティフォシ(熱狂的なファン)がいる。長い間、彼らを楽しませてきた。だから、戦闘的になり、オーバーテイクをして、上位に進出し、表彰台を獲得する必要がある。これが目標であり、僕以上に楽しみ、楽しんでもらいたい。」

キャリア26年目を迎えるバレンティーノ・ロッシは、チームメイトのフランコ・モルビデリと共に3月6日からのオフィシャルテストに参加。2021年シーズンに向けて準備に取り組む。

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