モンスターエナジー・ヤマハのマーベリック・ビニャーレスは、最高峰クラス7年目、ヤマハ所属5年目のシーズンに向けて、2日間のオフィシャルテストに参加。2021年型プロトタイプマシン『YZR-M1』のテストプログラムを開始すると、1日目はリズムを掴むことに専念。
2日目は2コーナーで転倒を喫したが、1分55秒台を19回、1分54秒台を最多の13回して7番手に浮上。2日間で計117ラップを周回し、トップタイムから0.455秒差の総合7番手に進出した。
「今シーズンの僕たちの目標は一貫性。今回のテストに満足、嬉しい。ヤマハはこの冬に懸命に働いた。今日のセッションの終わりには非常に速い5~6ラップを周回することができた。これは僕たちが追求していたラップタイムだ。」
「自分のライディングスタイルに集中し、流れるような走りを求めた。グリップがあまりないときも54秒台で走れたことに驚いた。水曜に戻って来て、もっと速く走りたい。次のテストが待ち切れない」と、会心のスタートが切れたことを説明した。
オフィシャルテストリザルト
1日目:1分55秒259(51ラップ/9番手)
2日目:1分54秒395(66ラップ/7番手)
テストベストラップ:1分53秒858(2020年マーベリック・ビニャーレス)
ベストレースラップ:1分54秒927(2016年ホルヘ・ロレンソ)
オールタイムラップ・レコード:1分53秒380(2019年マルク・マルケス)
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