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2021-03-12
By LCR Honda CASTROL

「限界を探すところではない場所で転んだ」

テスト5度目の転倒で右足負傷も医師団の許可次第で最終日もテストを継続。

LCR・ホンダ・カストロールアレックス・マルケスは、ロサイル・インターナショナル・サーキットで開催されたオフィシャルテスト4日目の37ラップ目に9コーナーでテスト5回の転倒を喫した際に右足を強打。サーキット内のメディカルセンターで検査を受けた結果、右足の第4中足骨に小さな亀裂があることが判明したことから、アンフィットと判断されたが、最終日に走行を継続する目的で、セッション前に検査を受けることになった。

「タイムアタックとレースシミュレーションを計画していた。セッションの最初に幾つかのことを試した後、タイムアタック中に改善が必要なところでハイサイドから転倒してしまい、足を怪我してしまった。幸運なことに、僕は大丈夫。痛みはないけど、小さなひびが入ってしまった。」

「新品タイヤを履いて、転んでしまった。あのコーナーで僕がホンダ勢で一番速かった。限界を探すところではない場所で限界を探して転んでしまった。転倒が多いことはホンダ機が原因だとは思わない。フロントタイヤを理解することが少し難しい。警告なしに飛ばされてしまった。あのタイヤは少し危険だ。とにかく、転倒から学ぶ。セッション毎に速くなっていたことはポジティブ。これは自信に影響を及ぼさないことを意味する。」

「レースシミュレーションができなかったけど、ポジティブなことに焦点を合わすべきで、今日はタイムアタックを含めてバイクの良い感じがあった。これはグランプリ前にポジティブなこと。」

「明日、医師団の判断を待たなければいけない。風が強うようだ。コンディションが良く、医師団が許可してくれれば、誰よりも早く、一番にコースに出るつもりだ。」

「とにかく、シーズンのスタートに向けて110%の準備を整えられるようにトライしよう。素晴らしい仕事をしてくれたチームに感謝したい。転倒を謝りたい。これをバネにさらに強くなれるはずだ」と転倒の原因を説明。最終日にテストを継続する意志を語った。

オフィシャルテストリザルト
1日目:1分55秒278(48ラップ/10番手)
2日目:1分54秒952(53ラップ/14番手)
3日目:1分54秒930(56ラップ/15番手)
4日目:1分54秒692(36ラップ/17番手)

テストベストラップ:1分53秒858(2020年マーベリック・ビニャーレス)
ベストレースラップ:1分54秒927(2016年ホルヘ・ロレンソ)
オールタイムラップレコード:1分53秒380(2019年マルク・マルケス)

最先端の多視点観戦、マルチスクリーンを提供する『VideoPass(ビデオパス)』では、オフィシャルテストのビデオコンテンツの配信だけでなく、開幕戦カタールGPから3クラス全戦全セッションを完全網羅の生中継で配信