2021年シーズンの『MotoGP™クラス』に過去2番目となる12名のワールドチャンピオンを含む22名のレギュラーライダーたちがエントリーした。
タイトル最多獲得者は、歴代3位タイとなる9度のチャンピオンに輝いたバレンティーノ・ロッシ。『125ccクラス』、『250ccクラス』、『500ccクラス』、そして『MotoGP™クラス』を6度制覇すれば、マルク・マルケスは3クラスで歴代6位タイとなる通算8度のタイトルを獲得。
ロッシ、マルケスに次ぐのは、昨年最高峰クラスで初、通算2度目のタイトル獲得に成功したジョアン・ミル。ヨハン・ザルコは中量級で2度、アレックス・マルケスは軽量級と中量級でチャンピオンを獲得すれば、ポル・エスパルガロ、フランコ・モルビデリ、フランチェスコ・バグナイア、エネア・バスティアニーニは中量級、マーベリック・ビニャーレス、ブラッド・ビンダー、ホルヘ・マルティンは軽量級を制した経験がある。
最高峰クラスに参戦するレギュラーライダーたちの合計タイトル数30は、過去最多だった2018年の32に続き、2015年と2018年に並ぶ。
最高峰クラスでの優勝経験があるのは、新人4名を除く18名中11名。最多勝は史上最多となるロッシの89勝。オールクラスでの結果をみれば、22名中19名。優勝経験がないのは、アレイシ・エスパルガロ、イケル・レクオナ、ロレンソォ・サバドーリの3名。
最高峰クラスでの表彰台獲得者は16名。最多表彰台も史上最多となるロッシの199回。表彰台獲得がないのは、参戦4年目の中上貴晶(最高位4位)と参戦2年目のイケル・レクオナ(最高位9位)の2名。
新人は4名。エネア・バスティアニーニとルカ・マリーニは最高峰クラス昇格前までに通算6勝を挙げれば、ホルヘ・マルティンは10勝。2015年に『FIM Superstock 1000 Cup』を制覇したロレンソォ・サバドーリは2008年に軽量級にレギュラー参戦、昨年は最高峰クラスに3度のワイルドカードを経験したが、22名唯一オールクラスでの表彰台獲得経験がない。
初めてのアクセスですか?登録