レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシングは、第4戦スペインGP後のオフィシャルテストで準備した改良型のフレームを準備。比較テストを実行しながら、ミゲール・オリベイラは10番手と6番手、ムジェロ初挑戦となるブラッド・ビンダーは14番手と5番手に進出した。
ミゲール・オリベイラ
「もちろん、僕は幸せ。バイクが良く機能する。驚いたことに、考えていた以上に大きな一歩を踏み出した。ヘレスでテストしたフレームを使い始め、ここで良く機能するようだ。それに、チームが準備してくれた燃料により、トップスピードを少しもたらしてくれる。もちろん、これら全てが最終的なラップで速くなるために役に立つポジティブなポイント。」
「新しいフレームの目的は、コーナー出口での安定感と路面への荷重。チームとファクトリーのエンジニアたちは、このような手段で僕たちを助けようと努力してくれ、ヘレスで試す解決策を持ち込んでくれた。ルマンは不安定な天候だったから、今回が両方のフレームを検証する正真正銘のテストとなり、これが主な焦点だった。」
「2つの異なるスペックがあり、2台を作業することは難しくなることから、明日は同じフレームで作業を続ける予定。どちらでも速く走ることができたけど、長期的には、新しいフレームの方がより簡単に、より落ち着いて、より効果的に走ることに役立つと思う。もちろん、そのフレームで走行を実行した。」
ブラッド・ビンダー
「ヘレスで初めてテストしたフレームがある。フレームの目的は、コーナーからの立ち上がりでバイクを少し並べることで、ムジェロでは上手く機能するようだ。確かにコーナーの出口で少し上手く整えることができるという理由で、トップスピードに少し役立つ。それは素晴らしいことだけど、それ以上に、新しい燃料がスピードを少し引き上げてくれた。」
「午前はリアにハードタイヤを使用したけど、フィーリングはかなり良かった。フロントには節約のためにソフトタイヤを使用したけど、それがあまりにも柔らかすぎることは明らか。午後はミディアム/ミディム。全てがすごく良かった。最後にフロントにハードを試した。残りの週末に試す時間がない可能性があるから。フィーリングはすごく良かった。かなり異なるけど、決定的にもう少しサポートをもたらしてくれる。エッジのグリップは少し低い。」
「ここまでのところ、新しいフレームはフロントから少し良いフィーリングを与えてくれると思う。特にものごとが難しくなっているときに役立つだろう。このフレームは、どの方向に向かって作業をすべきかを知るために十分な感触を与えてくれると思う。これはポジティブなポイント。全体的に新しいことから検証が必要なだけ。」
KTMがアップデートされたシャーシを投入
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