「仕事を続けるしか手段はない」

欧州ラウンドに入ってから4レース連続の転倒も厳しい状況から抜け出す決意を語る

チーム・スズキ・エクスターアレックス・リンスは、第6戦イタリアGPの決勝レースで3列目8番グリッドから4番手走行中の19ラップ目15コーナーで今季7度目の転倒により、4レース連続の転倒、2戦連続3度目の転倒リタイア。総合12位から13位に後退した。

「4レース連続の転倒は簡単ではない。何が起こているのか分析が必要だけど、普通ではない。スピードはあるけど、レースを終わらせることができない。フィーリングはレース中も含め1日を通じて良くなかった。フロントがあまり快適ではない。ジョアン・ミルの後ろに位置し、コンマ5秒差のギャップだったとき、少しだけフロントタイヤのフィーリングが良くなったけど、すごく良かったわけではない。何か違ったわけではないと思うけど、転倒を分析する必要がある。とてもストレンジだ。闘い続けなければいけない。」

「何か見つかるものがあるのか分からないけど、通常ではない。プラクティスでは転ばないし、限界を追求している。ウォームアップ走行では、あのコーナーで非常に速く入ってしまい、グラベルに飛び出してしまった。テレメトリーを分析すると、予選時よりもブレーキが遅かったことが判明した。原因がハッキリするけど、今日の転倒は正直なところ、何が起こったのか分からない。以前の転倒は、ブレーキのプレッシャーが少しだけ強く、傾斜角度も少しだけ深かったことを確認でき、フロントを失った。本当に非常に悪い流れとなっているから、解決できるのか見てみよう。ポテンシャルはあるから、解決しなければいけない。」

「まだヨハン・ザルコを抜いていない5番手を走行中に、レースを終わらせるために、アグレッシブではなく、保守的な走りをしていた。再び0ポイントとなってしまうことは困難。プラクティスでは同じように走っているから、ライディングが原因だとは思わない。ペースは出ている。原因を分析しなければいけない。」

「今回はリセットが容易ではない。ミスを犯しても直ぐに忘れてしまう。2度目のミスは多少の時間を費やすけど、大丈夫。3度目もそう。しかし、4度目は複雑。なぜ転んだのか、なぜレースを終わらせることができないのかを知ろうとする。仕事を続けなければいけない。それ以外の手段はない。次戦に向けてモチベーションはある。バルセロナは好きなトラック。上手く走ることができる」とムジェロを後にする前に厳しい状況から抜け出す決意を語り、チームと一緒に解決策を追求することを強調した。

Alex Rins, Team Suzuki Ecstar, Gran Premio d'Italia Oakley
Alex Rins, Team Suzuki Ecstar, Gran Premio d'Italia Oakley
Alex Rins, Team Suzuki Ecstar, Gran Premio d'Italia Oakley
Alex Rins, Team Suzuki Ecstar, Gran Premio d'Italia Oakley
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