モンスターエナジー・ヤマハのマーベリック・ビニャーレスは3日、ホームグランプリとなる第7戦カタルーニャGPの開催を前日に控え、ヤマハ・モーターレーシングから発表されたクルーチーフ交代に関して言及。チームの意向を理解していることを明かし、ヤマハから自身の可能性が評価されていることを説明した。
「ヤマハの大きな変更を見た。自信がある。チャンピオンシップを勝つことができ、毎戦戦えるバイク、強いバイクだ。カタールで優勝を挙げたけど、他との違いは、あそこで5日間のテストがあったこと。週末は40分間のプラクティスで幾つかあり、そこでセットアップを見つけることは非常に難しくなっている。」
「ヤマハの戦略は、カタールの1戦目のように、毎戦同じポテンシャルを持てる機会を与えること。変化とチームの根本的な考え方であり、もちろん、このテーマに関しては多少賛成するけど、最終的にはバイクに適応するか、できないのか。この戦略の変更により、ヤマハが僕を信頼し、僕のポテンシャルを信じ、できると確信していることが見えてくるから、これで行こう。それが重要だ。」
「ヤマハはシルヴァーノ・ガルブセラが必要だと思い、僕が最大限のパフォーマンスを発揮するために不可欠だと考える。これがチームの賭けであり、シーズン末まで行く。」
「テスト中に少しだけ彼と仕事をしたことがあり、良かった。どうなるか見てみよう。もしかしたら、2~3戦ほど時間を費やすかもしれない。辛抱強くならないと。重要なのはグッドなベースとセットアップを整えることだ。」
「多くの場合、僕は適応しない。強く始まり、後退してしまう。重要なのは、今のようではなく、週末を通じて調子を上げて行くこと。ヤマハは僕の最大限を引き出す機会を与えたい。他のクルーチーフを選択することができたけど、ヤマハとシルヴァーノを信頼する。」
「ヤマハが僕から奪ったというのは間違った焦点。セットアップを見つけ、ビルドアップを手伝うこと。全てのポテンシャルを引き出したい。エステバン・ガルシアは友人。良好な関係は続く。彼とは良い感じだったけど、メーカーは僕に投資して、最大限に活かしたいと考える」と私見を語り、シーズン末までシルヴァーノ・ガルブセラとコンビを結成することを説明した。
クルーチーフが退団した理由は?
初めてのアクセスですか?登録