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30 days 前
By motogp.com

「7ラップを楽しんだ」

3戦連続の転倒リタイアを喫したが、マルク・マルケスらしい本来の走りを披露

レプソル・ホンダ・チームマルク・マルケスは、復帰してから5戦目となったホームレース、第7戦カタルーニャGPの決勝レースで5列目13番グリッドから7番手走行中の8ラップ目10コーナーで今季8度目の転倒を喫し、3戦連続の転倒リタイアで終わった。

「週末は全体的にフィジカルの限界を感じなかった。違和感はあったけど、ムジェロのときのように痛みはなかった。今日はあの7ラップを楽しんだ。もしかしたら、多くのライダーたちがタイヤマネジメントにトライするかもしれないと考えたから、目標は良いスタートを切り、プッシュすることだった。最初から全力を尽くした。そうしなければ、良く寝れないだろう。」

「あまりにも早く終わってしまったけど、少なくても、試してみて、前に出てみた。何ができるかを自分自身に証明した。これはポジティブなこと。12位、13位で終わるところで、幾つかのリスクを背負って走る日だった。良い終わり方ではなかったけど、明日はテストがあり、レースで消耗しなかったことが役立つと思う。レースよりもテストが重要。幾つか試すことがある。仕事を続けよう。」

「加速で大きく遅れると、ブレーキングで挽回する。そうすると転倒のリスクが高まる。アレイシ・エスパルガロとファイトしていた。幾つかのポイントで引き離されたことから、ブレーキでギャップを詰めようとトライしていた。」

「ドイツでどうなるか見てみよう。左周りだからフィジカル面ではあまり苦しまないだろう。ここと同じ問題が続くようならば、できることは少ない。もう少し前に行けるのか見てみよう。」

「ドイツに行く。腰抜けにはならず、立ち向かうことを決断した。準備はできていないと言うこと、自宅に留まること、体調を整えるためにトレーニングをすることは簡単だけど、これがバイクに乗る唯一の手段。リスクがあるのは明白だけど、走り続けなければいけない。勝てないという心理的な準備ができている。幻想に夢中にならず、現実的にならなければいけない。」

「ここまでは、マネジメントをしなければいけなかった。もしかしたら、ムジェロでは急ぎすぎたかもしれない。単独走行だと思っていたらブラッド・ビンダーと接触してしまい、転んでしまったけど、それ以外のレースではマネジメントとしようと心掛けてレースを始めた。ここでは、スタートして耐えられるところまで行こうと自分に言い聞かせた。フィジカル面の限界が感じなかったから。」

「止まらなければいけないと感じたら止まる。バイクの上で、今までできなかったジャグリングができるようになった気がする。僕はバイクの問題解決を手伝っていないけど、バイクが同行していないのも事実。ホンダの全員が苦しんでいる。理解する手段を知らなければいけない。僕が離脱してから現在に至るまで、何が変わったのか理解し、考え直そうとしている。1戦で解決する状況ではないけど、ものごとを理解しながら徐々に結果を出し、前進しよう。僕たちにその能力があるか見てみよう」と転倒したホームレースを振り返り、2013年から2019年まで7年連続の優勝を挙げたザクセンリンクに出走することを宣言した。

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