グレシーニ・レーシングは17日、2022年からの最高峰クラス参戦に関して、ドゥカティ・コルセとの間で2年間の提携を結び、インディペンデントチームとして参戦することを発表。
2016年から2018年末までの3年間起用し、2021年に復帰したファビオ・ディ・ジャンアントニオと2014年から2016年末までの3年間起用したエネア・バスティアニーニの2人がデスモセディチGPを駆けることが決まった。
ナディア・パドヴァーニ(チームオーナー兼チームプリンシパル)
「我々1人1人にとって大変感動的な瞬間です。ここ数ヶ月間、我々の努力はグレシーニ・レーシングの未来を形作るために強い感情的な推進力と融合し、公式に発表できることを大変誇りに思い、嬉しく思います。これは継続性から生まれ、ファウストがこの素晴らしい体制を構築した価値観に基づいたプロジェクトです。この数ヶ月間決して孤独を感じさせないように配慮してくれたカルロメ・エスペレータ、我々のプロジェクトを信じてくれたドゥカティ、タイトルスポンサーとしてこの新しいチャレンジに加わってくれたフレックスボックス、そして、ファビオとエネアに感謝します。彼らがグレシーニ・レーシングをさらに高い位置に引き上げるために全力を尽くしてくれると確信しています。」
ジジ・ダリーニャ(ドゥカティ・コルセ最高経営責任者)
「グレシーニ・レーシングとの間で、来年から2年間の参戦に関して合意したことを大変嬉しく思います。我々は昨年末にファウストとの間で既に合意の可能性の基礎を築いており、このプロジェクトを我々と共に前進させてくれた彼の家族に心から感謝します。グレシーニ・レーシングは、長年に渡って、『MotoGP™クラス』で特に重要なチームでした。エネアとファビオという非常に才能ある2人のライダーを起用するこのパートナーシップは、全ての関係者に大きな満足感を与えてくれるでしょう。」
カルロメ・エスペレータ(ドルナスポーツ最高経営責任者)
「まず最初に、グレシーニ・レーシングがインディペンデントチームとして参戦を継続することは喜びです。ファウストがこのプロジェクトがどれほど重要視していたのかを知っており、彼は大変誇りに思っていると確信します。この数週間、ナディアと話す機会があり、彼女の息子たち、そしてチーム全体が大変特徴づけたこのスポーツへの決意と情熱を目の当たりにしました。グレシーニ・レーシングが最高峰クラスに少なくても5年間参戦することに感激しています。」
2020年12月15日、グレシーニ・レーシングは国際ロードレーシングチーム連盟との間で2022年から5年間の参戦に関して合意し、インディペンデントチームとして参戦することを発表。
2021年4月29日、故ファウスト・グレシーニの遺志を継ぎ、グレシーニ・レーシングのチームオーナー兼チームプリンシパルに就任したナディア・パドヴァーニはプロジェクトを継続する意向を表明していた。
OFFICIAL FINALLY! @FabioDiggia21 @eneabastianini @ducaticorse https://t.co/8IjRfDNuk7
— Gresini Racing (@GresiniRacing) June 17, 2021