レッドブル・KTM・ファクトリー・レーシングのブラッド・ビンダーは、第8戦ドイツGPのフリー走行1で第3戦ポルトガルGP以来今季2度目の最後尾スタートとなり、今季6度目の公式予選1では3番手。
フロントにハードタイヤ、リアにミディアムタイヤを装着したフリー走行4とウォームアップ走行は11番手と19番手だったが、安定して1分22秒台で周回。
決勝レースでは、路面温度が初日の52度、2日目の50度から39度まで低下したが、プラクティスと同じタイヤの組み合わせて5列目13番グリッドからスタートすると1ラップ目に6人を抜いて7番手。19ラップ目に6番手、23ラップ目に5番手、27ラップ目には4番手に浮上。2ラップ目から最終ラップまで一貫して1分22秒台を刻み、7.922秒差の4位。今季の最高位を獲得し総合9位から75ポイント差の総合8位に浮上した。
「グランプリの始まりが最後尾だったから、最終的な4位が嬉しい。週末を通じて、少しずつ前進した。ザクセンリンクでビックバイクを適応させることは容易ではなかった。今日は全てを尽くした。可能な限りハードにトライした。」
「表彰台を獲得したかった。ファビオ・クアルタラロが見えていたけど、十分に接近するための時間が足りなかった。全体的に、苦しみながらバイクをどんどん改善し、レベルアップしたから、僕たちが取り組んだ仕事、チームの素晴らしい仕事が嬉しい。僕たちは大きな前進を果たした。アッセンが何ができるのか楽しみ」と9人抜きのレースを振り返った。
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