HRCとKTMは、15日から17日までの3日間、スペインGPの開催地ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトでプライベートテストを実施。11月18日からのオフィシャルテストに先駆け、15日から3日間のプライベートテストを実施したテストライダーのステファン・ブラドルとダニ・ペドロサがテストプログラムを継続した。
今回のテストには、来季スーパーバイク世界選手権に転向するイケル・レクオナとチャビ・ビエルゲがテストデビュー。タイトル奪回を目指すジョナサン・レイや新天地に移籍したスコット・レディングらが参加した。
HRCとKTMは、同様にコンセッションの優遇措置を受けないヤマハ、スズキ、ドゥカティと共に当地をテストサーキットに指名。アプリリアは優遇措置として、テストタイヤ割り当ての範囲内で、いつでも任意のサーキットでテストが可能。
各メーカーの指名サーキット
ホンダ: もてぎ、ヘレス、ミサノ
ヤマハ: もてぎ、ヘレス、アラゴン
スズキ: もてぎ、ヘレス、アラゴン
ドゥカティ:ムジェロ、ミサノ、ヘレス
KTM:レッドブルリンク、ヘレス、アラゴン
プレミアクラスは、1月31日から3日間、セパン・インターナショナル・サーキットでシェイクダウンテストを計画。テストライダー、ルーキーライダー、アプリリアのレギュラーライダーたちが参加を予定すれば、2月5日から2日間、同じサーキットで24名のレギュラーライダーたちがオフィシャルテストを実施。
『MotoGP™クラス』オフィシャルテスト
2月5日~6日: セパン・インターナショナル・サーキット
2月11日~13日: マンダリカ・インターナショナル・ストリート・サーキット
5月2日: ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエト
6月6日: バルセロナ-カタルーニャ・サーキット
9月6日~7日: ミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリ
『Moto2™クラス』と『Moto3™クラス』は、ヨーロッパの任意のサーキット、またはチームが拠点を置く国のサーキットで、シーズン中にライダー1人あたり最大で7日間のテストが許可されていることから、複数のチームは、ウインターテスト禁止期間(12月1日から1月31日)後、2月19日から3日間、アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで予定されているオフィシャルテストを前にスペイン国内でプライベートテストを計画している。
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