決勝レース:フランチェスコ・バグナイアが3戦連続5勝目

クアルタラロ2位、ミラー3位、エスパルガロ兄6位、バスティアニーニとマルティンはリタイア

第13戦オーストリアGP決勝レース(周回数28ラップ)は21日、レッドブルリンクで行われ、2番グリッドのフランチェスコ・バグナイアが第11戦TTアッセンから3戦連続5勝目。ドゥカティが開催日程に復帰2016年から7年連続優勝を果たした。

第13戦オーストリアGP決勝レース(周回数28ラップ)は21日、レッドブルリンクで行われ、2番グリッドのフランチェスコ・バグナイアが第11戦TTアッセンから3戦連続5勝目。ドゥカティが開催日程に復帰2016年から7年連続優勝を果たした。

エネア・バスティアニーニ離脱&ホルヘ・マルティン10位
気温21度、路面温度23度のドライコンディションの中、3番グリッドのジャック・ミラーは2.163秒差の3位。24ラップ目までチームメイトをサポートするように走り、2戦連続5度目の表彰台を獲得すれば、13番グリッドのルカ・マリーニは8.348秒差の4位に入り、プレミアクラスでの最高位、インディペンデント勢の最高位を獲得。6番グリッドのヨハン・ザルコは8.821秒差の5位。20番グリッドのマルコ・ベツェッキは16.987秒差の9位に入り、3戦7度目となる新人勢の最高位に進出。10番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは11位。

ポールポジションのエネア・バスティアニーニは、唯一前後共にソフトタイヤを選択したが、4番手を走行していた6ラップ目にコースアウトを喫した後にピットボックスに戻って今季4度目のリタイア。4番グリッドのホルヘ・マルティンは、3番手に挑戦した最終戦ラップの1コーナーで今季12度目の転倒を喫した後、レースに戻って10位。

ファビオ・クアルタラロ2位
5番グリッドのファビオ・クアルタラロは0.492秒差の2位に入り、3戦ぶり7度目の表彰台を獲得。ヤマハに当地での最高位をもたらすと、19番グリッドのアンドレア・ドビツィオーソは15位。16番グリッドのフランコ・モルビデリは26ラップ目にリタイア。21番グリッドのダーリン・ビンダーは13ラップ目に今季12度目の転倒。

アレイシ・エスパルガロ6位
9番グリッドのアレイシ・エスパルガロは11.287秒差の6位。7番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは20.012秒差の13位。今季最後のワイルドカード参戦となった24番グリッドのロレンソォ・サバドーリは19位で完走してデータを収集。

ジョアン・ミルがハイサイドから転倒
11番グリッドのアレックス・リンスは11.780秒差の8位。8番グリッドのジョアン・ミルは1ラップ目の4コーナーでハイサイドから今季11度目の転倒。右足首を強打したことから、メディカルセンターに搬送された。

KTM、3戦連続の優勝ならず
12番グリッドのブラッド・ビンダーは11.642秒差の7位。17番グリッドのミゲール・オリベイラは12位。23番グリッドのラウール・フェルナンデェスは18位。22番グリッドのレミー・ガードナーは6ラップ目の4コーナーで週末3度目、今季10度目の転倒を喫したが最後まで走って20位。

ホンダ勢の最高位は14位
25番グリッドのアレックス・マルケスは26.880秒差の14位。15番グリッドのポル・エスパルガロは16位。18番グリッドのステファン・ブラドルは17位。14番グリッドの中上貴晶は、17番手を走行していた10ラップ目に今季8度目の転倒、3度目の転倒リタイア。

チャンピオンシップ
総合1位ファビオ・クアルタラロは20ポイントを加算。総合2位アレイシ・エスパルガロとのアドバンテージを22ポイント差から32ポイント差に拡大。総合3位フランチェスコ・バグナイアは49ポイント差から44ポイント差に接近。

コンストラクター部門は、ドゥカティが開幕戦から13戦連続の表彰台を獲得。総合2位ヤマハとのアドバンテージを96ポイント差に拡大すれば、チーム部門は、2戦連続ダブルポディウムのドゥカティ・レノボ・チームがアプリリア・レーシングを抜いて総合1位に浮上した。

RESULTS

 

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