決勝レース:フランチェスコ・バグナイア7勝目!

ファビオ・クアルタラロが表彰台を獲得し、タイトル争いは最終戦バレンシアGP決着へ

 

第19戦マレーシアGP決勝レース(周回数20ラップ)は23日、セパン・インターナショナル・サーキットで行われ、9番グリッドのフランチェスコ・バグナイアがスタート直後の2コーナーに2番手で進入すると、7ラップ目に1番手、11ラップ目に2番手、14ラップ目にトップ再浮上し、第14戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP以来5戦ぶり7勝目を挙げ、タイトル獲得に大きく接近した。

ファビオ・クアルタラロ、可能性を残す表彰台
気温31度、路面温度38度のドライコンディションの中、12番グリッドのファビオ・クアルタラロは、スタートダッシュを決めて1ラップ目に5番手まで浮上。2.773秒差の3位でチェッカーフラッグを受け、第13戦オーストリアGP以来6戦ぶり8度目の表彰台を獲得すれば、もう1人のタイトル候補、10番グリッドのアレイシ・エスパルガロは21.591秒差の10位。

明暗が分かれたドゥカティ勢
2番グリッドのエネア・バスティアニーニは0.270秒差の2位。第15戦アラゴンGP以来4戦ぶり6度目の表彰台を獲得すれば、4番グリッドのマルコ・ベツェッキは、1ラップ目に11番手まで後退したが、5.446秒差の4位まで挽回。

14番グリッドのジャック・ミラーは、最終ラップにポジションを1つ上げて13.472秒差の6位。ウォームアップ走行で1番手に進出した18番グリッドのヨハン・ザルコは18.358秒差の9位。

ポールポジションのホルヘ・マルティンは、ホールショットを決めてレースの主導権を握ったが、2番手に1.2秒差の7ラップ目5コーナーで週末2度目、今季15度目の転倒。6番グリッドのルカ・マリーニは、バイクに不具合が発生して1ラップ目にピットに戻ってリタイア。16番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは、18番手を走行中の11ラップ目に週末2度目、今季11度目の転倒。

アレックス・リンス5位
5番グリッドのアレックス・リンスは11.923秒差の5位。11番グリッドのジョアン・ミルは19位。

3番グリッドのマルク・マルケスは、最終ラップにポジションを1つ落としたが14.304秒差の7位。17番グリッドのポル・エスパルガロは25.586秒差の14位。21番グリッドのアレックス・マルケスは前戦の決勝レースで科せられたロングラップペナルティを4ラップ目に消化して17位。23番グリッドの長島哲太は5ラップ目の9コーナーで今季3度目の転倒。

13番グリッドのブラッド・ビンダーは16.805秒差の8位。7戦連続のトップ10入りを果たせば、19番グリッドのミゲール・オリベイラは24.918秒差の13位。22番グリッドのラウール・フェルナンデェスは15位。今季5度目のポイント圏内に進出すれば、20番グリッドのレミー・ガードナーは18位。

7番グリッドのフランコ・モルビデリはダブルロングラップペナルティを4ラップ目と6ラップ目に消化した後10番手でフィニッシュしたが、最終ラップに他車と接触したことから3秒加算のペナルティが科せられて11位。15番グリッドのカル・クラッチローは12位。24番グリッドのダーリン・ビンダーは、16番手走行中の12ラップ目に週末2度目、今季23度目の転倒。

8番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは30.427秒差の16位。2戦連続のポイント圏外で完走した。

チャンピオンシップ
ポイントリーダーのフランチェスコ・バグナイアは25ポイントを加算。総合2位ファビオ・クアルタラロとのアドバンテージを14ポイント差から23ポイント差に広げ、総合3位アレイシ・エスパルガロはギャップが46ポイント差に広がったことから、逆転の可能性を失い、総合4位エネア・バスティアニーニは、総合3位に1ポイント差に接近。

チーム部門
ドゥカティのファクトリーチーム、ドゥカティ・レノボ・チームは、35ポイントを加算。2年連続してタイトルを獲得した。

RESULTS

 

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