「スプリントレースは決定的に挑戦」

タイトル奪回を目指すヤマハのチームディレクターがミスの回避と一貫性の重要性を説明

ヤマハ発動機のオフィシャルチーム、モンスターエナジー・ヤマハは17日、インドネシアの首都ジャカルタで開催されたヤマハネットワーク最大のディーラーミーティング、ヤマハ・インドネシア・モーター・マニュファクチャリングの『3Sディーラーミーティング』でチーム発表会を実施。チームディレクターのマッシモ・メレガリは、タイトル奪回に向けた心構えと鍵を説明した。

「『MotoGP™』で勝ちたければ、正しいマインドセット(考え方)が必要。全てに対して強く、前向きで、オープンマインドでならなければいけません。なぜなら、全てが非常に速く起きてしまうことから、反応するために準備を整えていなければいけません。長い休息の後で、今はリフレッシュされ、充電されています。新しいシーズンが楽しみです。スプリントレースはフレッシュです。」

「技術的に速くなる必要があります。戦術的にミスを回避しなければいけないと言いたいです。ライダーたちのために最善の準備をして、ミスを避け、何事も当たり前だと考えないようにしなければいけません。特に42レースが実施されることから、一貫性がタイトル獲得の鍵となります。」

「これは新しいフォーマットであり、慣れる必要があります。チームにとって、ライダーにとってもより厳しいものになるでしょう。土曜のスプリントレース後は、日曜のメインレースに向けて、どこまで改善できるか、データを実際に確認する必要があります。これは決定的に挑戦です。ファンにとっては素晴らしいことですが、チームマネージャーとしての私にとっては、より大きなストレスとなるでしょう」と発表会で説明。

モンスターエナジー・ヤマハは、2月10日から3日間、セパン・インターナショナル・サーキットで開催されるオフィシャルテストに参加。ファビオ・クアルタラロとフランコ・モルビデリが新型『YZR-M1』に乗り込み、本格的に準備に取り組む。

 

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