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ティソ・スプリント:歴史を刻んだスペクタクルなバトル

5メーカー、7人が優勝、表彰台争いを展開したスプリントでチャンピオンが優勝

 

開幕戦ポルトガルGPの『Tissot Sprint(ティソ・スプリント)』は25日、アウトードロモ・インテルナシオナル・ド・アルガルヴェで行われ、12ラップのショートディスタンスで2番グリッドのフランチェスコ・バグナイアが最終ラップに逆転。歴史的なバトルを制した。

気温23度、路面温度39度のドライコンディションの中、3番グリッドのホルヘ・マルティンは4ラップ目にトップに飛び出して主導権を握ったが、最終ラップの7コーナーで抜かれ、0.307秒差の2位。

ポールポジションのマルク・マルケスは、ホールショットを決めてトップグループ内で優勝、表彰台争いを繰り広げ、1.517秒差の3位。5番グリッドのジャック・ミラーは1.603秒差の4位。

アプリリア勢が上位争い

7番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは、4ラップ目にトップから3.316秒差の7番手だったが、ステップ・バイ・ステップでトップグループとのタイム差を巻き返して、1.854秒差の5位。アプリリア勢の最高位でフィニッシュすれば、12番グリッドのアレイシ・エスパルガロは2.106秒差の6位。4番グリッドのミゲール・オリベイラは、3番手を走行中の最終ラップに痛恨のミスを犯して2.940秒差の7位。

10番グリッドのヨハン・ザルコは、3人による8位争いに競り勝ち、13番グリッドのアレックス・マルケスは9位。

ファビオ・クアルタラロ10位

11番グリッドのファビオ・クアルタラロは、1ラップ目の13コーナーでイン側から進入してきた14番グリッドのジョアン・ミルと接触。クアルタラロは4.896秒差の最後尾で1ラップ目を終えたが、5.924秒差の10位まで挽回。ミルは転倒リタイア。

20番グリッドのラウール・フェルナンデェスは11位。15番グリッドのブラッド・ビンダー、16番グリッドのアレックス・リンス、17番グリッドのフランコ・モルビデリが続き、18番グリッドの中上貴晶は18.128秒差の15位。21番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは16位。

9番グリッドのルカ・マリーニは、7番手走行中の2ラップ目5コーナーでイン側から6番手に位置していた6番グリッドのエネア・バスティアニーニを抜こうとした際に転倒。ドゥカティ機がバスティアニーニに激突して2人が転倒リタイア。

8番グリッドのマルコ・ベツェッキは、8番手走行中の3ラップ目に転倒リタイア。19番グリッドのアウグスト・フェルナンデェスは1ラップ目にリタイアした。

RESULTS

 

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