第17戦タイGPの決勝レース(周回数26ラップ)は29日、チャーン・インターナショナル・サーキットで行われ、ポールポジションのホルヘ・マルティンが1ラップ目からレースをリードしながら、3人の優勝争いに競り勝ち、キャリア通算150戦目で今季4勝目、プレミアクラス5勝目、通算15勝目。
ドゥカティに当地初優勝をもたらし、第7戦ドイツGP、第12戦サンマリノ&リビエラ・ディ・リミニGP、第14戦日本GPに続き、今季4度目のダブルウィンを達成した。
ポイントリーダー2位
気温31度、路面温度37度のドライコンディションの中、6番グリッドのフランチェスコ・バグナイアは0.253秒差の2位。4戦連続のトップ2、今季12度目の表彰台を獲得すれば、4番グリッドのマルコ・ベツェッキは1ラップ目にポジションを6つ落として10番手に後退したが、2.005秒差の4位。2番グリッドのルカ・マリーニは6.778秒差の7位。
13番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは7.567秒差の9位。4戦連続の1桁台に進出すれば、11番グリッドのヨハン・ザルコは9.377秒差の10位。21番グリッドのエネア・バスティアニーニは13位。7番グリッドのアレックス・マルケスは、3番手走行中の13ラップ目10コーナーで今季17度目の転倒。
タイヤプレッシャー違反
3番グリッドのアレイシ・エスパルガロは4.303秒差の5位でゴールしたが、タイヤプレッシャーの違反により、3秒加算のペナルティが科せられて8位。
14番グリッドのラウール・フェルナンデェスは15位。9番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは23ラップ目にリタイア。20番グリッドのミゲール・オリベイラは技術問題が発生して7ラップ目にリタイア。
ブラッド・ビンダー表彰台
5番グリッドのブラッド・ビンダーは、ラスト5ラップにトップに飛び出したが、ラスト2ラップに抜き返され、最終ラップにグリーンエリアの上を通過したことから、0.114秒差の2番手でゴールしたが、ポジションを1つ降格するペナルティが科せられて3位。
15番グリッドのジャック・ミラーは16位。12番グリッドのアウグスト・フェルナンデェスは、1ラップ目の最終コーナーでコースアウトして最後尾に後退した後17位。17番グリッドのポル・エスパルガロは18位。
ウォームアップ走行で1番手に進出した10番グリッドのファビオ・クアルタラロは4.550秒差の5位。18番グリッドのフランコ・モルビデリは11.168秒差の11位。
8番グリッドのマルク・マルケスは5.362秒差の6位。19番グリッドのジョアン・ミルは、1ラップ目14番手に浮上して11位。プレミアクラス100戦目に到達した16番グリッドの中上貴晶は14.537秒差の14位。
チャンピオンシップ
ポイントリーダーのフランチェスコ・バグナイアは20ポイントを加算したが、総合2位ホルヘ・マルティンは18ポイント差から13ポイント差に接近した。
RESULTS
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