2004年4月23日生まれ、ブラジル・サンパウロ州のグアルーリョス出身のディオゴ・モレイラは、ブラジルのモトクロス選手権に参戦していた父親の影響を受けてバイクに乗り始め、アレックス・バロス、ホンダ、エストレージャ・ガリシア・0,0の支援を受け、2017年に父親と共に活動の拠点をブラジルからスペインに移し、2019年に『ヨーロピアン・タレント・カップ』に参戦。2020年から『Moto3™ジュニア世界選手権』、2021年には『レッドブル・ルーキーズ・カップ』にも参戦。
2022年、MTヘルメット-MSIから『Moto3™』への参戦を開始。1年目に12度のトップ10入りを果たして新人王を獲得。2年目の開幕戦ポルトガルGPで初表彰台、第15戦インドネシアGPでの初優勝を獲得して2年連続の総合8位。
2024年はイタリトランス・レーシングから『Moto2™』に昇格。最終戦ソリダリティGPで初表彰台を獲得して2度目の新人王と総合13位。
2年目は第10戦オランダGPでの初優勝を含め、第18戦インドネシアGPが終了した時点で3勝を含む7度の表彰台を獲得、13度のトップ5入りを果たして総合2位に進出。
ブラジル人ライダーとしては、1990年から2007年まで参戦したアレックス・バロス以来19年ぶりにプレミアクラスに参戦するディオゴ・モレイラは、普段のトレーニングからモトクロスやフラットトラックを取り入れ、2023年にはスポット参戦したスーパーモタードのスペイン選手権に圧倒的な強さ披露。2023年8月の第8戦イギリスGPではインスピレーションを得るアイルトン・セナが初優勝を挙げたシルバーストン・サーキットでスペシャルヘルメットを使用した。
チャンピオンシップは来年3月に第2戦ブラジルGPを開催。ブラジルで最後に開催された2004年以来となる開催日程の復帰に向けて、3月にゴイアニア・インターナショナル・レーストラック・アイルトン・セナを訪問。ファンイベントに参加した。
第2戦ブラジルGP観戦券