アプリリア・レーシングのホルヘ・マルティンは、第5戦フランスGPのティソ・スプリントで3列目8番グリッドからスタート直後の1コーナーで4番手、最初のシケインで1番手に浮上。
1ラップ目0.5秒差、3ラップ目1.1秒差、7ラップ目1.2秒差、9ラップ目には1.4秒差に2番手とのアドバンテージを拡大。第3戦アメリカGPに続き今季2度目の優勝を挙げ、ポイントリーダーとのギャップを11ポイント差から6ポイント差に詰めた。
「断固たる強い決意が必要だった。スタート戦略はかなりハッキリしていたけど、8番グリッドからのスタートでは、他のライダーの動きを予測するのは不可能。前には7人のライダーがいて、予想外の走りをしてくる可能性があるから。だけど、徐々に自分の居場所を見つけることができた。自分がどこへ向かうべきか、はっきりと見えていた。臨機応変な対応が求められたけど、素晴らしいスタートと1ラップを刻むことができ、それが優勝につながった。」
アウトサイドからのオーバーテイク
「秘訣を全て明かすつもりはないけど、重要なのは決意、決断力、そして集中力。色々な要素を上手く組み合わせることが重要。『とりあえず行ってみて、どうなるか見てみよう』という感じではない。これはアプリリアの性能、どこまで攻められるか、どこまで攻められないか、限界はどこにあるのかを少しずつ理解し始めていることを示す。 今日は事前に試さずにセッティングを少し変更してみた。これもアプリリアの扱い方を学んでいる最中だから。」
トップ走行
「特に残り5、6ラップの時点で、少しショックを受けた。『何としても完走しなきゃ。ペッコに追いつかれても、落ち着いて、何も変えちゃダメだ』と自分に言い聞かせた。でも、本当にスムーズな状態に入っていて、何も考えずに、ただ走っていた。少し考え始めた途端、残り3、4ラップでミスが出てしまった。」
「そういう状態に入ると、上手く走れることは分かっている。何よりもペース。予選よりも良かった。予選ではまだ苦しんでいる。仕事を続けなければいけない。今日は特別なことができたけど、明日にはみんなにそのコツがバレてしまうし、他のトラックではもっと難しくなるだろう。」
グランプリレースへの期待
「待つしかない。100%の状態で臨めるよう準備を整えたい。どんな天候にも対応できるように備えるだけ。誰もが同じ状況だとは思うけど、難しい1日になるだろう。」