ハンガリーの首都ブダベスト出身のタルマクシは、1995年から国内選手権125ccクラスへの参戦を開始。4年後には、同選手権、オーストリア選手権、アルピ・アドリア・カップを制し、2000年ヨーロッパ選手権のパフォーマンスが評価されて、隣国で開催された第11戦チェコGPにワイルドカードとしてデビューした。
フル参戦開始は、2001年。19歳の時に、ハンガリー人としては、ヤノーシュ・ドラパル以来20年ぶり2人目のエントリーとなった。
ホンダ、イタルジェット、ホンダ、アプリリア、マラグーティと毎年バイクを乗り換えていたが、2005年にKTMのファクトリーチーム、レッドブル・KTMに移籍すると、第3戦中国GPで初の表彰台を獲得。第5戦イタリアGPで初優勝を飾り、ランク3位を獲得した。
2006年にヒューマンズゲスト・レーシング・チーム(チーム・スコット)から参戦した後、バンカハ・アスパル(チーム・アスパル)から1年落ちのアプリリアファクトリーマシンで、ハンガリー史上初のチャンピオンに輝いた。
ゼッケンを14からチャンピオンナンバーの1に変更した2008年は、同チームから08年型RSAで2連覇を狙ったが、プレシーズンから安定感に欠け、ランク3位に後退した。
2009年は、1992年以来17年ぶりに復帰するハンガリーGP開催の舞台、バラトンリンクのバックアップを受け、アスパル・チーム傘下のバラトン・レーシング・チームから250ccクラスに初挑戦。
しかし、第3戦スペインGP終了後、ハンガリー国内における肖像権の問題により、同チームとの契約を第5戦イタリアGP前に解消。ホンダのサテライトチーム、スコット・レーシングと合意に達し、第6戦カタルーニャGPで最高峰クラスにデビュー。12戦に参戦した。
参戦10年目の2010年は、新カテゴリーのMoto2クラスに挑戦。昨年まで250ccクラスに参戦していたジレラのチームが母体となるスピードアップからFTR製のプロトタイプマシンを走らせる。