ダビド・アロンソが14人の優勝争いを制す

日本勢4人がトップ10入り、佐々木歩夢4位、ダニエル・オルガドが最終ラップ転倒

第11戦カタルーニャGP決勝レース(18ラップ)は3日、バルセロナ-カタルーニャ・サーキットで行われ、12番グリッドのダビド・アロンソが最終ラップの最終コーナーで逆転。14人による優勝争いに競り勝ち、初優勝を挙げた第9戦イギリスGPに続き2勝目を飾り、総合7位から新人勢最高位となる6位に浮上した。

気温25度、路面温度26度のドライコンディションの中、4番グリッドのジャウメ・マシアは0.076秒差の2位。第8戦TTアッセン以来3戦ぶり5度目の表彰台を獲得すれば、7番グリッドのホセ・アントニオ・ルエダは0.234秒差の3位に入り、参戦13戦目で初表彰台を獲得。2人の新人が表彰台に並んだ。

13番グリッドの佐々木歩夢は0.289秒差の4位。7戦連続の表彰台を逃したが、第4戦スペインGPから8戦連続のトップ4入りを達成。8番グリッドのステファノ・ネパは今季の最高位となる5位。10番グリッドのリッカルド・ロッシは2戦連続の6位。

9番グリッドの鳥羽海渡は0.680秒差の7位。7位だった第2戦アルゼンチンGP以来となるシングルフィニッシュとなれば、6番グリッドの鈴木竜生は0.967秒差の8位。22番グリッドの山中琉聖は1.060秒差の9位。

ポールポジションのイバン・オルトラは10位。5番グリッドのマッテオ・ベルテッレは11位。

2番グリッドのデニス・オンジュは、0.129秒差の3番手でゴールしたが、最終ラップの最終コーナーで他車との接触が原因でダブルロングラップペナルティに値する6秒加算のペナルティが科せられて12位。

14番グリッドの古里太陽は6.485秒差の14位。15番グリッドのロマーノ・フェナティは、公式予選2の低速走行によりロングラップペナルティが科せられた後ポイント圏内の15位でフィニッシュ。3番グリッドのジョエル・ケルソは18位。23番グリッドのマリオ・アジは19位。

11番グリッドのダニエル・オルガドは、最終ラップのバックストレースエンドで転倒を喫した後22位で完走。21番グリッドのダビド・ムニョスは、トップグループで走行中の最終ラップの最終コーナーで他車と接触して転倒リタイア。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのダニエル・オルガドは、今季2度目の0ポイントに終わったが、暫定1位の座を維持。総合2位佐々木歩夢は、13ポイントを加算して13ポイント差に接近。総合5位ジャウメ・マシアは32ポイント差の総合3位に浮上すれば、総合3位デニス・オンジュは33ポイント差の総合4位、総合4位イバン・オルトラは37ポイント差の総合5位に後退した。

RESULTS

 

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