第7戦イタリアGPの決勝レース(周回数23ラップ)は2日、現地時間14時00分からアウトードロモ・インテルナツィオナーレ・デル・ムジェロで行われ、5番グリッドのフランチェスコ・バグナイアがスタート直後の2コーナーで1番手に浮上。5ラップ目にファステストラップを叩き出して、2番手に対してアドバンテージをコンマ6秒差に広げると、最後までタイム差をコントロールして開幕戦カタールGP、第4戦スペインGP、第6戦カタルーニャGPに続き、2戦連続4度目の優勝、当地で3年連続の勝利。昨年8月の第10戦オーストリアGP以来今季初、ホームグランプリで2年連続のダブルウィンを達成した。
アズーロ旋風!
気温22度、路面温度38度のドライコンディションの中、4番グリッドのエネア・バスティアニーニは1ラップ目から3番手を走行すると、18ラップ目4番手に後退したが、ラスト3ラップに3番手、最終ラップの最終コーナー手前で2番手に浮上。0.799秒差の2位に入り、第3戦アメリカズGP以来今季3度目の表彰台を獲得。
スペシャルカラーで出走したドゥカティのファクトリーチーム、ドゥカティ・レノボ・チームがイタリア共和国記念日で今季初のワンツーフィニッシュを成し遂げた。
ポールポジションのホルヘ・マルティンは1ラップ目から2番手を走行していたが、最終ラップに逆転を許して0.924秒差の3位。3戦連続5度目の表彰台を獲得すれば、3番グリッドのマルク・マルケスは18ラップ目に3番手に浮上して、3戦連続の表彰台を目指したが、22ラップ目にポジションを1つ落として2.064秒差の4位。ドゥカティがホームレースで4戦連続の表彰台独占、今季3度目のトップ4独占を達成。
7番グリッドのペドロ・アコスタは1ラップ目から最後まで5番手を走り、7.501秒差の5位。6番グリッドのフランコ・モルビデリはホームレースで今季最高位の6位。14番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは7位。
2番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは、グリッド上で唯一リアにミディアムタイヤを装着して8位。8番グリッドのアレックス・マルケスと13番グリッドのブラッド・ビンダーがトップ10入り。
10番グリッドのアレックス・リンスは15位。15番グリッドのファビオ・クアルタラロは18位。18番グリッドのヨハン・ザルコは19位。17番グリッドのジョアン・ミルは19番手走行中の7ラップ目1コーナーで転倒。23番グリッドの中上貴晶は20番手走行中の10ラップ目12コーナーで転倒。
チャンピオンシップ
ポイントリーダーのホルヘ・マルティンは16ポイントを加算。総合2位のフランチェスコ・バグナイアは27ポイント差から18ポイント差に接近。
総合3位のマルク・マルケスは32ポイント差から35ポイント差。総合4位のエネア・バスティアニーニは61ポイント差から57ポイント差。総合6位のペドロ・アコスタは65ポイント差から70ポイント差の5位に浮上した。
オフィシャルテスト
シーズンが開始されてから2度目となるオフィシャルテストは、明日6月3日にアウトードロモ・インテルナツィオナーレ・デル・ムジェロで開催。
TTアッセン
シーズン8戦目は、4週間後の6月28日から30日にTT・サーキット・アッセンで開催。
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