前半戦重大ニュース

ライダー市場、技術規則大幅改正、史上最多観客動員数、リバティメディア買収など大きな反響を呼んだ報道

オフィシャルウェブは、チャンピオンシップ75周年を祝福するスペシャルシーズンの前半戦に報じられたビックニュースを厳選して紹介。後半戦が始まる前に世界中のファンに大きな反響を呼んだニュースを再度チェックしよう!

ファビオ・クアルタラロ残留宣言

ヤマハに残留するか、他のメーカーに移籍するか、来季の去就に注目が集まっていたが、ライダーマーケットが本格的に動き出す前の第2戦ポルトガルGP後に契約期間を延長することで合意。さらに、ヤマハプリマ・プラマック・レーシングとの間で2025年からの7年契約を締結し、プロジェクトを強化した。

ホルヘ・マルティン電撃移籍

昨季最終戦までタイトル争いを繰り広げ、第2戦ポルトガルGPからポイントリーダーに君臨していたホルヘ・マルティンが第7戦イタリアGP決勝レース後、ドゥカティ・コルセからファクトリーチームに昇格しないことが告げられると、24時間後に、アプリリアへの移籍を決断。ライダーマーケットが一気に動き出す引き金となった。

ドゥカティ指名は...

ドゥカティ・コルセは、開幕前に契約を更新したフランチェスコ・バグナイアのチームメイトとして、ライダー市場で最も注目を集めていたファクトリーチームの1枠に8度のタイトルを獲得した元王者マルク・マルケスを指名。3度のタイトルを獲得した現王者フランチェスコ・バグナイアとのコンビを結成させ、スポーツ全体にセンセーショナルなヒットをもたらした。

バスティアニーニ&ビニャーレス体制

ホルヘ・マルティンマルク・マルケスと共にドゥカティのファクトリーチーム入りの候補だったエネア・バスティアニーニは心機一転、KTMと契約を結ぶことを決断。アプリリアに残留するのではないか思われていたマーベリック・ビニャーレスKTMに移籍することを決意したことから、ブラッド・ビンダーペドロ・アコスタと共にカルテットを結成。

アプリリア体制を一新

アプリリアマーベリック・ビニャーレスの後任に熱望していたイタリア人ライダーを指名。2人のチャンピオンを起用するドゥカティ、カルテットを結成したKTMに対抗するように、顔ぶれを入れ替え、昨季総合2位ホルヘ・マルティンと総合3位マルコ・ベツェッキの体制を整えることに成功した。

技術規則改正

スポーツをより安全で、より持続可能で、さらに素晴らしいものにするために技術規則を改正。3年後の2027年に導入される新しいバイクは、より道路関連性と効率性が高く、世界的な持続可能性を推進し、さらに優れたレース、そして、より多くの追い越しが可能となるように設計されている。

ハッピーバースデー!

国際モーターサイクリズム連盟が複数の国で開催されていた二輪ロードレースを統括し、レギュレーションを統一して、75年前の1949年に初めて世界選手権を開催。オープニングの舞台に指名されたイギリスのマン島で6月13日に最初のレースを実施。

サマーブレイク明けの第10戦イギリスGPでは、プレミアクラスに参戦する11チームがヴィンテージスタイルのカラーリングに塗装するバイクを準備。開催前日の木曜日にお披露目会が予定されている。

リバティメディア買収

メディア、コミュニケーション、エンターテイメントのビジネスを運営し、フォーミュラ・ワン・グループを所有するリバティ・メディア・コーポレーションが『MotoGP™』を買収することで合意。独占的な商業権及びテレビ放映権の所有者であるドルナスポーツの株、約86%を取得する。

史上最大の観客動員数

ルマンブガッティ・サーキットで開催された第5戦フランスGPの週末3日間でチャンピオンシップ史上最多の観客動員数となる29万7471人を記録。

前半戦が終了した時点で、ポルティマオ・サーキットムジェロ・サーキットザクセンリンクは過去最多の観客動員数を数え、サーキット・オブ・ジ・アメリカズヘレス・サーキット-アンヘル・ニエトバルセロナ-カタルーニャ・サーキットは昨年の入場者を更新した。

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