フランチェスコ・バグナイアがティソ・スプリント4勝目

ポイントリーダーのホルヘ・マルティン2位、マルク・マルケス4位、ファビオ・クアルタラロ7位

第14戦エミリア・ロマーニャGPティソ・スプリント(周回数13ラップ)は、9月21日現地時間15時00分からミサノ・ワールド・サーキット-マルコ・シモンチェリで行われ、ポールポジションのフランチェスコ・バグナイアがスタートで3番手に後退したが、1ラップ目2番手に挽回してトップを追走すると、8ラップ目の13コーナーでポジションを奪回。

第7戦イタリアGP、第8戦TTアッセン、第11戦オーストリアGPに続き、ショートレースで今季4勝目を挙げた。

ドゥカティ勢がトップ4独占

気温24度、路面温度36度のドライコンディションの中、2番グリッドのホルヘ・マルティンはホールショットを決めてレースをリードしたが、8ラップ目にミスを突かれて2番手に後退。0.285秒差の2位でフィニッシュして、第8戦TTアッセンから7戦連続10度目のトップ2、12度目の表彰台を獲得すれば、3番グリッドのエネア・バスティアニーニは1.319秒差の3位に入り、第10戦イギリスGP以来今季2度目の表彰台。

7番グリッドのマルク・マルケスはスタート直後の1コーナーを5番手で通過すると、1ラップ目4番手に浮上し、5.386秒差の4位。

KTM2台がポイント圏内

5番グリッドのペドロ・アコスタは6.580秒差の5位。4番グリッドのブラッド・ビンダーはスタートで2番手に浮上したが、1ラップ目に5番手、2ラップ目に6番手まで後退して6位。

9番グリッドのファビオ・クアルタラロは8.405秒差の7位。6番グリッドのマルコ・ベツェッキと10番グリッドのフランコ・モルビデリがポイント圏内のトップ9入り。

アプリリア勢ポイント圏外

8番グリッドのマーベリック・ビニャーレスは10位。0.267秒差でポイント圏内を逃せば、12番グリッドのミゲール・オリベイラは11位。11番グリッドのアレイシ・エスパルガロは12位。14番グリッドのラウール・フェルナンデェスは15番手でゴールしたが、1コーナーと2コーナーをショートカットしたことからロングラップペナルティが科せられ、レース後に3秒加算のペナルティにより18位。

21番グリッドのアレックス・マルケスは14位まで挽回。15番グリッドのルカ・マリーニは16位。

13番グリッドのファビオ・ディ・ジャンアントニオは13番手でチェッカーフラッグを受けたが、タイヤプレッシャーの違反により8秒加算のペナルティが科せられて18位。

20番グリッドの中上貴晶は25.394秒差の19位。16番グリッドのジョアン・ミルは18番手走行中にトラックリミットによるロングラップペナルティが科せられて21位。公式予選1の出走をキャンセルしたアレックス・リンスは欠場した。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのホルヘ・マルティンは9ポイントを加算。総合2位フランチェスコ・バグナイアは7ポイント差から4ポイント差まで挽回。

総合3位マルク・マルケスは53ポイント差から56ポイント差、総合4位エネア・バスティアニーニは62ポイント差から64ポイント差、総合5位ブラッド・ビンダーは151ポイント差から156ポイント差にギャップが広がった。

決勝レース

周回数27ラップの決勝レースは、9月22日現地時間13時00分(日本時間20時00分)スタート。

RESULTS

 

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