コンセッション:各ファクトリーの状況

第12戦チェコGP終了後に2025年最初の評価が下され、ドゥカティ、アプリリア、KTM、ヤマハ、ホンダのランクが決定

プレミアクラスは、2023年シーズンの終盤に新たな優遇措置、コンセッションを施行。ハーフシーズンごとに評価され、シーズン終了時にはシーズン全体、サマーブレイク時には、例えば、2024年シーズンの後半戦と2025年シーズンの前半戦が考慮されることから、第12戦チェコGPが終了時点での区分けが決定。現時点でのランクは次の通り。

ランク『A』: ドゥカティ

2024年シーズンの第10戦イギリスGPから最終戦ソリダリティGPまで、11戦連続のダブルウィンを達成した後、2025年シーズンは開幕戦タイGPから第12戦チェコGPまで、ティソ・スプリントで全勝。決勝レースは第6戦フランスGPと第7戦イギリスGPを除いて10勝を挙げたことから、ランク『A』を継続。

MotoGP Concessions Ranking
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ランク『B』:該当なし

新たなコンセッションのシステムが導入されて以降、ランク『B』に該当するファクトリーはない。

ランク『C』: KTM&アプリリア

2024年シーズンの後半戦に3度の表彰台を獲得し、コンストラクター部門で総合2位に進出したKTMは、サマーブレイク直前の第12戦チェコGPで今季初表彰台を獲得したが、第11戦ドイツGPが終了した時点でランク『C』の継続が決定。

2024年シーズンの後半戦は表彰台を獲得できなかったアプリリアだったが、第7戦イギリスGPで昨年4月の第3戦アメリカズGP以来となる優勝を挙げ、第10戦オランダGPでダブルポディウムを獲得。ランク『D』の降格圏内だった第12戦チェコGPで今季3度目の表彰台を獲得したことでランク『C』を維持。

ランク『D』: ヤマハ&ホンダ

2024年はシーズンを通じて124ポイント(後半戦76ポイント)を記録してコンストラクター部門で総合4位だったヤマハは、第5戦スペインGPで2023年10月の第15戦インドネシアGP以来30戦ぶりとなる表彰台獲得を含め、133ポイントを獲得。リザルトが向上したがランク『D』を維持。

2024年シーズンに3年連続してコンストラクター部門の最下位に低迷したホンダだったが、第6戦フランスGPで2021年10月の第16戦エミリア・ロマーニャGP以来68戦ぶりとなる優勝を挙げ、第7戦イギリスGPでは2位を獲得。2024年の75ポイントを大幅に上回り、2022年の155ポイント、2023年の185ポイントに接近する147ポイントを稼いだが、ランク『D』を継続。

MotoGP Concessions: Who gets what
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