ダビド・アロンソが今季6勝目

日本勢シングルフィニッシュ!古里太陽自己最高位2位獲得、山中琉星6位、鈴木竜生9位

第9戦ドイツGP決勝レース(周回数23ラップ)は7日、現地時間11時00分からザクセンリンクで行われ、2番グリッドのダビド・アロンソが4ラップ目からレースの主導権を握り今季6勝目。31戦目で10勝目に達成した。

気温17度、路面温度26度のドライコンディションの中、KTM勢はフロントにミディアムタイヤ、ホンダ勢はソフトタイヤを選択。8番グリッドの古里太陽もソフトタイヤを装着すると、1ラップ目5番手に位置。5ラップ目の7コーナーでハイサイドから転倒しそうになった他車との接触を回避してコースアウトを喫したが、トップグループを維持すると最後までダビド・アロンソを追走。最終ラップにミスを犯したが0.187秒差の2位でチェッカーフラッグを受け、開幕戦カタールGP以来の表彰台、昨年10月の第17戦タイGP以来の自己最高位を獲得。

12番グリッドのイバン・オルトラは、プラクティス2の低速走行で科せられたロングラップペナルティを4ラップ目に消化して0.339秒差の3位に入り、2戦連続5度目の表彰台を獲得。4番グリッドのアドリアン・フェルナンデェスは自己最高位の4位。14番グリッドのアンヘル・ピケラスは5位。

11番グリッドの山中琉星はプラクティス2の低速走行でロングラップペナルティ、ジャンプスタートでダブルロングラップペナルティが科せられ、2ラップ目、7ラップ目、9ラップ目に消化すると、7.460秒差の15番手まで後退したが、3.786秒差の6位まで挽回。13番グリッドのダニエル・オルガドは7位。6番グリッドのダビド・ムニョスは8位。

9番グリッドの鈴木竜生は5.685秒差の9位。7番グリッドのスコット・オグデンは今季初のトップ10入り。

プラクティス2の低速走行でピットレーンからスタートするペナルティが科せられたフィリッポ・ファリオーリは13位、ジョエル・エステバンは14位、マッテオ・ベルテッレは15位。

ポールポジションのコリン・ベイヤーはホールショットを決め、ライバルたちを圧倒するセッションで掴んだペースで引き離そうとした矢先の2ラップ目1コーナーで今季6度目の転倒を喫したが、最後まで走って18位で完走した。

3番グリッドのルカ・ルネッタはダブルロングラップペナルティを消化した後、8番手を走行中に今季5度目の転倒。5番グリッドのホセ・アントニオ・ルエダは2番手走行中の22ラップ目1コーナーでリアタイヤがブロックしてグラベルに飛び出し、エアーフェンスに激突する前にバイクから飛び降りて今季4度目の転倒。

チャンピオンシップ

ポイントリーダーのダビド・アロンソは25ポイントを加算。総合4位イバン・オルトラは49ポイント差から58ポイント差の2位、総合3位ダニエル・オルガドは43ポイント差から59ポイント差の3位に浮上。総合2位コリン・ベイヤーは39ポイント差から64ポイント差の4位に後退した。

RESULTS

 

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