1993年8月13日生まれ(2016年開幕時の年齢は23歳)。出身地は、ドイツ・バイエルン州のミュールドルフ。レース好きな両親の影響を受け、3歳の頃から家の庭で50ccのモトクロスバイクを走り始め、9歳の時にADACドイツ自動車連盟主催のミニバイク選手権に参戦。1年目は50ccで全戦全勝、2年目と3年目は65ccクラスでタイトルを連覇。
2005年12月、バレンシアのリカルド・トルモ・サーキットで開催されたヤングライダーの発掘と育成を目的としたMotoGPアカデミーの選考会に参加。125ccを初めて走らせたが、スコット・レディング、中上貴晶、イサック・ビニャーレスと共に合格。
2006年、MotoGPアカデミーからスペイン選手権に参戦。当時は12歳で参戦資格を満たしていなかったが、開幕前にスポット参戦したカタルーニャ選手権での活躍が評価され、スペイン連盟から特例として参戦許可を取得すると、3度の表彰台を獲得し、ポル・エスパルガロ、ティト・ラバットに続く総合3位に進出。2年目は、新たに施行された最低重量の規制、転倒、負傷により、総合15位に後退したが、スポット参戦した初めてのドイツ選手権で優勝を挙げ、史上最年少記録を更新。
MotoGPアカデミー3年目の2008年は、スペシャルプログラムに取り組み、グランプリサーキットで開催されるヨーロッパ各国の選手権(スペイン、フランス、イギリス、イタリア)にスポット参戦して経験を積み、第12戦チェコGPでドイツ人としては最年少記録を更新する15歳と5日でデビュー。第13戦サンマリノGPでは、史上最年少2番目となるポイントを獲得。
2009年、ワールドワイドレースが母体となるオンガッタ・チーム・I.S.P.A.から参戦。第3戦スペインGPで、予選でのマシントラブルが原因で最後尾35番グリッドからスタートすると、3番手まで挽回。残り2ラップで接触転倒を喫したことから、33台抜きの記録を樹立できなかったが、強烈なインパクトを与えると、ウェットレースとなった第4戦フランスGPでリタイアを続出した中で2位に入り、史上最年少4番目、ドイツ人としては史上最年少の表彰台を獲得。総合12位に進出し、新人王を獲得。
2年目は総合14位。3年目は第6戦イギリスGPでの初優勝を含め3度の表彰台を獲得して総合6位。Moto3™クラス元年となった2012年は、後半戦開幕前にイオダレーシング・プロジェクトからマプフレ・アスパル・チームに移籍すると、第12戦チェコGPの優勝を含め4度目の表彰台を獲得して総合9位。2013年は総合5位。
中量級1年目の2014年は総合15位。2年目は開幕戦カタールGPと第4戦スペインGPの優勝を含め4度の表彰台を獲得して総合6位。3年目は第11戦チェコGPの優勝を含め5度目の表彰台を獲得して総合7位。
フル参戦9年目となる2017年は、2016年5月5日に1年契約を締結したヤマハのサテライトチーム、モンスター・ヤマハ・テック3から参戦する。